エクセル統計やMicrosoft(R)Excel を使って、実際にデータ分析を行うための知識やアイデアを紹介します。
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※ このコンテンツは「エクセル統計2010」を用いた解析事例です。
下図は、ある製品についてのイメージを自由回答で回答してもらった結果を、二人の判定者が「良い」から「悪い」の4段階に分類した結果です。二人の分類がどの程度一致しているかカッパ係数を求めて評価します。

下図のように、セル範囲「C4:G8」を選択後、メニューより[エクセル統計]−[クロス集計表の作成と分析]−[カッパ係数]を選択します。

ダイアログが表示される際、セル範囲「C4:G8」が[データ入力範囲]に自動で指定されます。このまま[OK]を選択して分析を実行します。

データ入力範囲に指定したクロス集計表の観測度数と合計が出力されます。

合計の度数から各セルに期待される度数が出力されます。

カッパ係数、標準誤差、95%信頼区間、有意性検定の結果(統計量・両側P値・判定)が出力されます。カッパ係数は-1から1までの値をとり、-1の場合は完全不一致、1の場合は完全一致、0は無関連を表します。また、有意性検定の帰無仮説は「カッパ係数は0である」です。
今回のデータの場合、4つの評価には順序があるので、重み付けが「あり1」か「あり2」の結果を参照します。「あり1」は0.5781、「あり2」は0.6222であり、有意性検定で帰無仮説は棄却されたので、2人の評価はある程度一致していると考えられます。

重み付きカッパ係数を計算するための重み表が出力されます。「あり1」は1次の重み付け、「あり2」は2次の重み付けを表しています。いずれも、2人の評価が一致している場合は「1.00」ですが、この対角線から離れるほど重みは小さくなります。

※ 掲載している画像は、エクセル統計による出力後に一部書式設定を行ったものです。
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最終更新日:2011.7.12