エクセル統計やMicrosoft(R)Excel を使って、実際にデータ分析を行うための知識やアイデアを紹介します。
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※ このコンテンツは「エクセル統計2008」を用いた解析事例です。
下図のデータは、野球選手20人について球速、遠投、懸垂、握力を測定した結果です。ここでは、エクセル統計を用いて相関係数や偏相関係数を求めます。

下図のようにセル範囲「C2:G23」を選択後、メニューより「エクセル統計」−「共分散・相関・順位相関」−「相関行列・偏相関行列」を選択します。

先に選択しておいたセル範囲が「データ入力範囲」に指定された状態でダイアログが表示されます。[偏相関行列の出力]にチェックを入れ、「検定」の欄で[無相関の検定]を選択し、[OK]をクリックします。
![[相関行列・偏相関行列]ダイアログ [相関行列・偏相関行列]ダイアログ](../img/ex_2_3.gif)
変数間の相関係数が行列で出力されます。

各相関係数について、帰無仮説「相関係数は0である」を検定した結果が出力されます。帰無仮説が棄却されない場合、その変数間に相関はないということになります。

変数間の偏相関係数が行列で出力されます。
偏相関係数とは、複数変数内の2変数の相関から他の変数の影響を除いたものです。例えば、「100M」と「球速」との相関係数は-0.57でしたが、偏相関係数の値は0.11となりました。これは「100M」と「球速」のいずれとも相関の高い「遠投」の影響を除いたことによります。

変数間の相関係数の計算において、元データからペアワイズまたはサンプルワイズで不明データを除いた有効サンプルサイズを行列で出力します。

相関係数は直線的関係の強さを表す指標でしかありません。相関係数を求める場合は散布図の作成も同時に行うことをお薦めします。また、変数間が独立でなく何らかの影響をし合うような場合、偏相関係数も調べるのがよいでしょう。
※ 掲載している画像は、エクセル統計による出力後に一部書式設定を行ったものです。
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最終更新日:2008.10.21