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医学関連の書籍紹介

お薦め書籍

『医療系研究論文の読み方・まとめ方―論文のPECOから正しい統計的判断まで』

【著】対馬栄輝
【出】東京図書(2010/05)

著者は、論文での統計解析の読み方・まとめ方として次の11のチェックポイントを挙げ、7種の統計解析について解説している。特に、6から9のポイントについては近年のトレンドになってきているものの、初心者向けに分かり易くまとめた本が無かったのでありがたい。

1)解析の目的 2)検定手法 3)記述統計、情報記載
4)グラフ、表 5)欠損値,脱落例,外れ値の扱い 
6)信頼区間の提示 7)β(第U種の誤り)、検出力の問題 
8)サンプルサイズ 9)効果量 10)交絡 11)統計ソフト

取り上げられている統計解析は、差の検定、分散分析、相関、回帰分析、分割表の検定、多重ロジスティック回帰分析、主成分分析・因子分析。初心者の理解を促すため厳密には正しくない記述をしているところもある。欄外の注意書きはしっかり読んでおいた方が良い。



◆入門編◆

『臨床医による臨床医のための本当はやさしい臨床統計―一流論文に使われる統計手法はこれだ! 』

【著】野村 英樹, 松倉 知晴
【出】中山書店(2005/04)

ランドマーク論文での使用頻度が高い次の統計手法、Kaplan-Meierの生存曲線、Log-rank検定、Coxの比例ハザードモデル、χ2検定、Fisherの直接確率検定、Cochran-Mantel-Haenszel検定、拡張Mantel検定、オッズとオッズ比、多重ロジスティック回帰分析、条件付きロジスティック回帰分析について解説をしています。


Dr.あさいのこっそりマスターシリーズ
『いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ』 全3巻

【著】浅井 隆
【出】アトムス (2010/04-2010/10)

医学雑誌の編集委員や査読委員としても活躍されている麻酔科医の浅井氏による、医学論文が「読める」ようになることを目的とした本です。

第1巻ではP値と信頼区間の読み取り方、第2巻では研究のスタイルと基本的な統計用語、第3巻では論文の良し悪しの見抜き方を解説しています。分冊にすることで端折りが無くなり、最後まで無理なく読み通すことができます。


『たったこれだけ!統計学』

【著】Michael Harris, Gordon Taylor
【訳】奥田千恵子
【出】金芳堂(2009/10)

自身の統計学の理解度を測るのに最適な一冊。医学統計に出てくる用語や手法を30個ほど取り上げて、重要度(論文で使われる頻度)と難易度を格付け、用途と意味を解説しています。
100ページほどで、まさに「たったこれだけ!」ではあるけれども、これだけ分かっていれば十分とも言えます。


『ドキドキワクワク論文☆吟味 医学統計ライブスタイル 』

【著】山崎 力
【出】SICUS(2009/01)

臨床試験結果の正しい見方について、主に、ここ数年の間に発表された循環器領域の大規模臨床試験を素材に、講義形式でわかりやすく解説しています。
「臨床試験のキホン」、「臨床試験の問題点−こんな試験にならないように」、「臨床試験をみるさまざまな視点」からなります。


『論文が読める!早わかり統計学―臨床研究データを理解するためのエッセンス』

【著】ジェフリー・R. ノーマン , デビッド・L. ストレイナー
【訳】中野 正孝, 宮崎 有紀子 , 本多 正幸 , 野尻 雅美
【出】メディカルサイエンスインターナショナル (2005/2)

検定から多変量解析まで、臨床研究に用いるほとんどの統計的手法について、その手法がどのような目的で使われ、結果をどう読み取れば良いのかを説いている。
様々な手法を取り上げているにも関わらず、セクションによるムラがない。数式は最小限に抑えられており、ユーモアを交えた文章の効果により、最後まで飽きずに読み通すことができる。


『マンガでわかるナースの統計学
-データの見方から説得力ある発表資料の作成まで- 』

【著】田口 浩志, 小島 隆矢
【画】こやまけいこ 【制作】ビーコム
【出】オーム社 (2006/5)

アマゾンのカスタマー・レビューを読んでも分かるように、看護師の方だけでなく他の分野の方からも広く支持されている一冊です。
アンケートの作り方に始まり、分析の仕方、発表のコツまでと前後のストーリーの繋がりもよく、読み進めるうちに「使える統計学」を身に付けることができます。


現場の統計学シリーズ
『このとおりやればすぐできる ナースのためのデータ処理』

【著】坪井 博之
【出】技術評論社(2011/01)

現在、経営総合診断士として、医療関係、看護関係を中心にコンサルタントをされている坪井博之氏による著書です。アンケートの作り方から、エクセルによるデータの入力と集計、エクセル統計を利用したデータの分析までを解説しています。
「数字が苦手」、「エクセルや統計ソフトの操作が分からない」、「統計学の知識がない」といった方が対象です。例題を解きながら身につけていくスタイルで、例題のデータは出版社のサイトからダウンロードできます。
本の中で使用されているソフトのバージョンはExcel2007とエクセル統計2006です。どちらも現在は新しいバージョンが出ています。


『バイオサイエンスの統計学―正しく活用するための実践理論 』

【著】市原 清志
【出】南江堂(1990/02)

有意差がある、相関があるとはどういう状態なのかが、グラフを駆使して視覚的に説明されており、データの特性とそれに適した検定手法の組み合わせをイメージとして記憶に焼き付けることができます。

第9章の「統計の正しい利用と解釈」は、検定手法の使い分けのチェックポイントが要領よくまとめられており、既学者の方にとっても一読の価値があります。


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◆疫学◆

『ロスマンの疫学―科学的思考への誘い 』

【著】Kenneth J. Rothman 【訳】矢野 栄二, 橋本 英樹
【出】篠原出版新社 (2004/08)

疫学の考え方を理解してみたくて手に入れた一冊です。
まえがきからして魅惑的で、「実のところ、疫学は見かけのいい統計分析をはるかに超えたものです。それは、生物学、論理学、科学哲学に根ざした科学の一分野なのです」と、中身に入る前から期待が高まります。そして第1章で、「疫学研究の原則は一見単純に見えるため、常識を当てはめることによって誰でも疫学をマスターできるものだと、一部の者に誤解を与えている」と、交絡の事例を取り上げ、その意味するところを明かしてくれます。
大学院生レベルを対象とした入門書なので、門外漢にはすんなりと理解できない箇所もありますが、読み物としても面白く、知的刺激に満ちた一冊でした。


『医学探偵ジョン・スノウ―コレラとブロード・ストリートの井戸の謎』

【著】サンドラ・ヘンペル 【訳】杉森 裕樹, 大神 英一, 山口 勝正
【出】日本評論社 (2009/07)

1854年、ロンドンに二度目のコレラ禍が見舞ったとき、麻酔科医ジョン・スノウは、死亡者を地図上にプロットして疾病地図を作りブロード・ストリートの共同井戸が感染源になっていることを突き止める。
疫学の父と呼ばれるスノウの伝記だが、タイトル通りミステリーとしても楽しむことができる。一方で、インドからロンドンに迫るコレラの恐怖や、当時のロンドンの衛生状況のリアルな描写に思わず背筋が寒くなる。イザベラ・バードの『日本奥地紀行』を読み返し、明治初期の日本と比べてしまった。



◆研究デザイン◆

臨床家のための臨床研究デザイン塾テキスト 1
『リサーチ・クエスチョンの作り方 』

【著】福原 俊一
【出】NPO法人 健康医療評価研究機構(iHope)(2008/08)

リサーチ・クエスチョンとは副題にあるように「診療上の疑問を研究可能な形に」整えたもので、研究計画の骨組みにあたります。リサーチ・クエスチョンを練り上げていくことで研究の実施可能性に自信を持つことができます。
「臨床研究7つのご法度」に始まり、よいリサーチ・クエスチョンの要件、構造化のポイント、例題にチャレンジまで、難解な箇所は無く、重要なポイントを短時間で押さえられます。


臨床家のための臨床研究デザイン塾テキスト 3
『概念モデルをつくる 』

【著】松村 真司 【監】福原 俊一
【出】NPO法人 健康医療評価研究機構(iHope)(2008/09)

当書は、「臨床家のための臨床研究デザイン塾テキスト」シリーズの第3巻で、あなたの漠然とした仮説を、概念モデルとして視覚化するテクニックを教えてくれます。概念モデルを描くことで、考えが整理され、どのようにデータを集め、どう分析すればよいかが見えてきます。また、第三者にとっても分かりやすくなるので、プレゼンテーションにも打ってつけです。


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臨床家のための臨床研究デザイン塾テキスト・中級編 2
『サンプルサイズの設計』

【著】山口 拓洋 【製作協力】大西 良浩 【監】福原 俊一
【出】NPO法人 健康医療評価研究機構(iHope)(2010/12)

臨床研究に的を絞って、サンプルサイズの考え方や計算法を解説しています。
「第1章 サンプルサイズ設計の考え方」、「第2章 基礎となるサンプルサイズの計算式」、「第3章 研究デザイン別・サンプルサイズの計算式」の3章構成です。第3章では、介入研究だけでも、平均値の比較が6通り、他にも生存時間の比較(ログランク検定)など、11の研究デザイン別計算法が紹介されています。巻末にはサンプルサイズの早見表もあり、計算の手間を省いてくれます。


『統計ライブラリー サンプルサイズの決め方』

【著】永田 靖
【出】朝倉書店(2003/09)

検出力に基づく、適切なサンプルサイズの設定方法を学ぶことができる一冊。


『医学統計学シリーズ1 統計学のセンス デザインする視点・データを見る目』

【著】丹後 俊郎
【出】朝倉書店(1998/10)

朝倉書店の医学統計学シリーズの第1号。医療統計の誤用や失敗例を挙げ、それでは、どのように実験計画をデザインしたらよいのかを説明している。


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『医薬研究者のためのケース別統計手法の学び方 』

【著】奥田 千恵子
【出】金芳堂(1999/02)

「出そうで出ない有意差−分散分析の基本とサンプル数の決め方」、「出したくない有意差−臨床的同等性」、「目障りな外れ値−棄却検定法と箱ひげ図」、「難関、経時測定データ−反復測定分散分析法」など12のケースを取り上げ、初心者が犯しやすい過ちと対処の仕方や、標準的な分析の手順を、具体的に分かり易く解説している。


『医学的研究のための多変量解析 −
一般回帰モデルからマルチレベル解析まで』

【著】ミッチェル H.カッツ
【監訳】木原 雅子,木原 正博
【出】メディカル・サイエンス・インターナショナル(2008/03)

数ある多変量解析から、どの手法を選択し、どのような手順を踏み、どう分析をするのかをQ&Aの形式で解説している。
多変量解析の個々の手法についての解説書は多いが、手法の使い分けや、多変量解析全般にわたる諸手続きについて、ここまで書かれた本は少ない。
重回帰分析を多重線形回帰分析と訳すなど他の書籍とは異なる表現もあるが、これは訳者が正確さを求めた結果で、随所に訳注もあり戸惑うことは無い。

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◆データ解析の基礎◆

『日常診療にすぐに使える臨床統計学 第2版―ベストな診断と治療ができる! 』

【著】能登 洋
【出】羊土社(2011/07)

日常診療においてEBMを実践しようとしている臨床医の方に向けた、臨床統計学のハンドブックです。2011年7月に第2版が刊行されました。

「総論」、「病因・危険因子」、「観測値」、「診断・スクリーニング」、「治療・予後」に分け、入門編では基礎概念を、実践編では診療への応用の仕方を具体的に解説しています。
本文だけでなく見出しや図表も分かりやすく、コンパクトにレイアウトされているので、必要なときに必要な箇所だけ読むという使い方ができます。


『アット・ザ・ベンチ バイオ実験室の統計学 
−エクセルで学ぶ生物統計の基本−』

【著】M.Bremer, R.W.Doerge
【訳】打波 守, 野地 澄晴
【出】メディカル・サイエンス・インターナショナル(2011/03)

はじめにで「この本は実験台の傍(ベンチ・サイド)に置いておくマニュアルであり、統計学的知識を急いで見直したい人や、統計学的手法の全体像を知りたい人のために書かれたものである」と語っています。まさにそのような本と言えます。まず全体をさっらと読み流し、自分にとって必要な個所は「エクセルを使うと」を実践するなどしながら読み返すとよいでしょう。
それからデータを解析するときではなく、研究デザインをする前に読んでおいてください。そうでないと第2章の「よくある落とし穴」にはまってしまいます。


『新版 医学への統計学』

【著】丹後 俊郎
【出】朝倉書店(1993/9)

朝倉書店の医学統計学シリーズを編集を担当され、自らも数多くの統計学書籍を執筆されている丹後敏郎氏が書かれた医学統計学の入門書。
エクセル統計の医療統計に関連した手法のほとんどが解説されている。事例が豊富で、具体的な計算の仕方まで良く分かる。


『実用SAS 生物統計ハンドブック』[SAS8.2およびSAS9.1対応]

【監】浜田知久馬
【執筆】臨床評価研究会(ACE)基礎解析分科会
【出】サイエンティスト社(2005/04)

臨床評価研究会が作った臨床試験データ解析のためのハンドブック。実務者が書いているので事例が具体的。各手法の説明は2ページ前後とコンパクトながらも、手法の概要から解法まで知ることができる。SASユーザーだけでなくエクセル統計のユーザーにとっても重宝する一冊。


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◆学会・論文発表◆

『新版 学会・論文発表のための統計学―統計パッケージを誤用しないために』

【著】浜田 知久馬
【出】真興交易医書出版部 (2012/03)

検定の説明に入る前に「外れ値の扱いとその取り扱い」に触れるなど、統計処理を進める際に起こりうる問題点、留意点を、要所々々に織り交ぜ、研究発表にまとめ上げるための手続きを簡潔に説明している。 1999年に出版されて以来、好評を博してきた1冊だが、新版では例題が新しく改定され内容も加筆されている。ITT解析やハザード関数などについても書き加えられている。


『もう悩まない! 論文が書ける統計』

【著】清水 信博
【出】オーエムエス出版(2004/09)

著者によりますと「本書は統計でお困りの医学・生物学研究者の方に向けた本です」とのこと。

統計を使うのが主に実験データの検定のためで、検定手法の使い分けに悩んでいらっしゃる方にとっては、とても役に立つ本です。英語での論文記述については、手法それぞれに例文が示されています。
ノンパラメトリックの多重比較など手法によってはExcelだけを使った計算方法の解説もあり、同じ出版社のStatcel2を利用されている方には特にお薦めします。


『実例で考える統計解析の落とし穴』

【著】長田 理
【出】克誠堂出版(1999/10)

「査読をパスするために!」と帯に書いてありますが、筆者が論文投稿をする研究者から受けた統計解析上の問題点を解説した本です。 「第5章 いかなる場合も多重比較検定が必要か?」、「第7章 測定点を増やせばより良い解析結果が得られるのか?」など、リアリティのある11の例題からなり、相談者の心理をなぞるようにして、どこでどうして間違えてしまったのか、どうすれば良かったのかを謎解きしています。


『国際誌にアクセプトされる医学論文―研究の質を高めるPOWERの原則』

【著】Daniel W.Byrne
【訳】木原 正博 , 木原 雅子
【出】メディカルサイエンスインターナショナル (2000/03)

国際誌の査読者や編集者へのアンケートから得られた研究論文を書く際の245の原則を、Planning(研究の計画)、Obserning(研究の実施と分析)、Writing(執筆)、Editing(編集)、Revising(修正)の流れに沿って解説している。
適切な英語表記や、図表例も多く、医学論文だけでなく、科学論文を書くすべての人の参考になる。


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◆多重比較◆

『統計的多重比較法の基礎』

【著】永田 靖、吉田 道弘
【出】サイエンティスト社(1997/11)

多重比較だけに焦点を絞って、各手法の原理や手法間の違いが分かる本。パラメトリックな多重比較だけでなく、ノンパラメトリック法についても説明されている。


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◆ロジスティック回帰分析◆

『カテゴリカルデータ解析入門』

【著】Alan Agresti
【訳】渡邉 裕之、菅波 秀規、吉田 光宏、角野 修司、寒水 孝司、松永 信人
【出】サイエンティスト社(2003/02)

ロジスティック回帰モデルだけでなく、カイ二乗検定から、対数線形モデルやマルチカテゴリーロジットモデルまで、カテゴリカルデータの解析法の本質を理解できる本。


『ロジスティック回帰分析 SASを利用した統計解析の実際』

【著】丹後 俊郎、山岡 和枝、高木 晴良
【出】朝倉書店(1996/01)

医療統計だけでなくリスク管理やマーケティングでも利用されているロジスティック回帰分析。タイトルどおり実例に基づいた利用法が詳しく載っている。


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◆Cox比例ハザードモデル・生存時間解析◆

バイオ統計シリーズ3
『サバイバルデータの解析―生存時間とイベントヒストリーデータ』

【著】赤澤 宏平, 柳川 堯
【出】近代科学社 (2010/07)

両氏が、新潟大学医学部と久留米大学大学院バイオ統計学修士課程で用いている講義録を体系的にまとめられたとのことです。 生存時間解析の基礎を学習するためとまえがきにありますが、「第4章 生存率の差の検定」、「第7章 生存時間解析における必要症例数の推定」など、他の入門書では記述が不足気味な箇所にも、具体例をまじえた解説があります。


『Cox比例ハザードモデル』

【著】中村 剛
【編】丹後 俊郎
【出】朝倉書店(2001/03)

医学統計学シリーズの第3巻。日本語で書かれたCox比例ハザードモデルの専門書である。モデルが不適合の場合の影響と対策についてまで言及されている。


『すぐ読める生存時間解析−カプラン・マイヤー法/ロジスティック回帰分析/コックスの比例ハザードモデルが、よく分かる!』

【著】高橋 信
【出】東京図書(2007/02)

カプラン・マイヤー法、ロジスティック回帰分析、Cox比例ハザードモデルの3つの分析手法について、分析の流れに沿い実際の計算例を示し、簡潔に説明している。


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◆一般線形モデル◆

『一般線形モデルによる 生物科学のための現代統計学 
−あなたの実験をどのように解析するか−』

【著】Alan Grafen、Rosie Hails
【訳】野間口 謙太郎、野間口 眞太郎
【出】講談社(2007/01)

オックスフォード大学の生物統計の講義内容をまとめた一冊。回帰分析から発展した一般線形モデル(GLM)を共通言語に、パラメトリック検定の世界を体系的に解説している。


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◆メタ・アナリシス◆

臨床家のための臨床研究デザイン塾テキスト・中級編 1
『はじめてのメタアナリシス』

【著】野口 善令 【監】福原 俊一
【出】NPO法人 健康医療評価研究機構(iHope)(2009/11)

副題は「お金をかけなくてもできる臨床研究入門」です。メタアナリシスにチャレンジしてみたいと思っている方にはジャンルを問わずお奨めします。
さて、著者によると、まずメタアナリシスに必要なものとして「リサーチクエスチョン」、「図書館、コンピューター、インターネット」、「やる気、根気、時間」、「メンター」の4つを挙げています。4つ目のメンターはメタアナリシスの統計学に通じた指導者という意味合いです。メンターが周りにいないという方には、丹後俊郎氏の『メタ・アナリシス入門』を次に読む本としてお奨めします。



医学統計学シリーズ4
『メタ・アナリシス入門−エビデンスの統合をめざす統計手法』

【著】丹後 俊郎
【出】朝倉書店(2002/04)

メタ・アナリシスにおいて使用頻度の高い統計手法を網羅的に扱ったメタ・アナリシスの入門書。過去の論文発表事例を挙げて解説を進めていくスタイル。巻末には S-Plus によるプログラムも掲載されている。


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◆QOL測定・心理測定◆

『医薬研究者のための評価スケールの使い方と統計処理』

【著】奥田 千恵子
【出】金芳堂(2007/06)

痛みや不安などの感覚、ADL(日常生活活動)、QOL(生活の質)といった機械的には測定できないものをどうやって測るかがテーマとなっています。「医薬研究者のため」とタイトルにはありますが、介護、教育、商品開発など色々と応用できる場面があると思います。
「測定とは何か」、「感覚を測る」、「既存の評価スケールを探す」、「新たな評価スケールを作る」、「評価スケールの検定」、「評価スケールを研究に用いる」の6章から構成されています。


『誰も教えてくれなかったQOL活用法
―測定結果を研究・診療・政策につなげる』

【著】竹上 未紗,福原 俊一
【出】NPO法人 健康医療評価研究機構(iHope)(2009/01)

QOLの代表的評価尺度であるSF-36の活用編として健康医療評価研究機構(iHope International)より出版。

「QOLをどのように活用するか」、「QOLを測定する尺度を選ぶ」、「QOL研究をデザインする」、「QOLを測定してみよう」、「得られたデータを整理する」、「QOLデータを解析する」、「解析結果を解釈する」の7章からなります。巻末にSF-36v2をはじめとするPRO(患者立脚型アウトカム)測定尺度の紹介があり、これらはiHopeのホームページより入手できます。


『臨床のためのQOL評価ハンドブック』

【編】池上 直己、福原 俊一、下妻 晃二郎、池田 俊也
【出】医学書院(2001/04)

日本語版SF-36をはじめとして、様々な疾患のQOL測定尺度が紹介されている。


『心理尺度ファイル −人間と社会を測る−』

【編】堀 洋道、山本 真理子、松井 豊
【出】垣内出版(1994/04)

1970年から1990年の間に発表された心理測定のための尺度(質問群)から、「自己」「個人内」「対人関係」「ライフスタイル・生活習慣」「適応」の5領域、100尺度あまりを取り上げ、紹介している。


『心理測定尺度集(3) 心の健康をはかる<適応・臨床>』

【監】堀 洋道
【編】松井 豊
【出】サイエンス社(2001/08)

前述の『心理尺度ファイル』で紹介されていた「適応」に関する尺度に、1990年以降の研究成果を加え、55の心理尺度を紹介している。
尺度は「ストレス」「適応とライフイベント」「抑うつと不安」「人格障害と問題行動」「看護と心理」「学校・教育・学習」の6領域に分かれている。巻末に「心理尺度の作成方法」について解説がある。


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主催:社会情報サービス統計調査研究室

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