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質問紙の作り方・調査方法・データ分析に関連した書籍紹介

お薦め書籍

『質問紙デザインの技法』

【著】鈴木淳子 【出】ナカニシヤ出版(2011/09)

質問紙デザインの技法だけに的を絞って解説しています。「第1部 質問紙法の調査デザイン(全6章)」と「第2部 質問紙デザイン(全8章)」からなります。質問紙法により調査、研究を行うのであれば、少なくとも第2部のガイドラインの内容は知っておくべきです。ただし、この本を読むだけで質問紙は作成できません。どのようなデータであれば、どのような分析が可能か、「分析デザイン」のノウハウも身に付けておきましょう。



◆質問紙の作り方と実施の手順◆

『外国語教育学のための質問紙調査入門―作成・実施・データ処理』

【著】ゾルタン・ドルニュイ
【監訳】八島 智子, 竹内 理
【出】松柏社(2006/09)

学術研究や行政調査からマーケティング・リサーチまで様々なアンケートを見てきましたが、回答者の心理が分かっていて、かつ、データ入力や分析まで考慮した完成度の高いアンケートとなると滅多に出会えるものではありません。 アンケートの成否の9割は準備段階で決まってしまいます。この点に気付いてない人が多いのではないでしょうか。
アンケートはセンスとテクニックが組み合わさったアートです。センスは一朝一夕には身に付きませんが、本書を読めば、アンケート作りのテクニックについては一通り身に付けることができるでしょう。
タイトルから言語教育に限定したものと思いがちですが、とくに分野は問いません。事前の知識も不要です。


『事例でよむ社会調査入門−社会を見る眼を養う』

【著】平松貞実
【出】新曜社(2011/11)

最近では毎週のように世論調査の結果が報道されますが、調査結果は選択肢の組み合わせや言葉遣い、質問の仕方、質問構成などで驚くほどパーセントは変わってしまいます。調査結果を理解しようと思ったら、少なくとも質問紙の全体を読んでみることと、どのような調査方法で行われたのかは確認しておきましょう。
本書では、過去の調査事例や著者が行った様々な実験的調査をもとに、どう質問するとどう結果が変わるのか分かり易く解説しています。世論調査に関心がある方だけなく、これからアンケートを作ってみようと思っている方も是非ご一読ください。


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『シリーズ<調査の科学>1 調査法講義』

【著】豊田 秀樹
【出】朝倉書店(1998/04)

調査の計画から、実施、報告までの必要知識を1冊にまとめている。標本調査の基礎的な知識を得ることができる。研究に取り掛かる前に読んでおくべき本。


『心理学基礎演習Vol.2 質問紙調査の手順 』

【編】小塩 真司, 西口 利文
【出】ナカニシヤ出版 (2007/11)

心理学や社会学などで質問紙調査の演習を行う際のテキストとして書かれた本です。
Excelを使ったデータ入力と入力ミスのチェックの方法まで書かれているという丁寧さです。そのぶん、データ分析についての記述が薄いのですが、分析については他に良書がありますから、そちらを参考にした方が良いと思います。
学生の方より、演習を担当されている先生にとって便利な本かもしれません。


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『心理学マニュアル 質問紙法』

【編著】鎌原 雅彦、宮下 一博、大野木 裕明、中澤 潤
【出】北大路書房(1998/05)

アンケートで段階評価の質問をするときに、選択肢の表現は「やや」と「どちらかといえば」のどちらが良いか悩むところですが、この本の「評定法における選択肢の表現と等距離性」の節が大変参考になります。


『活用自在 反対語対照語辞典』

【編】反対語対照語辞典編纂委員会
【出】柏書房 (1998/06)

アンケートの質問文を作るときのテクニックの1つに「できるだけ否定文を避ける」というのがある。
否定の質問に対する「いいえ」の回答は、解釈が複雑になってしまうからだ。そこで否定文を肯定文に書き換えることになる。「良くない」なら「悪い」、「美味しくない」なら「不味い」というように。
また、アンケートの高等テクニックとして否定的な内容の質問を織り交ぜるというのがある。回答者が社会的望ましさにしたがって回答してしまうのを避けるなど幾つかの目的がある。この場合も否定文による質問は避けた方が良い。 否定文を肯定文に書き換えるとき役に立つのが反対語辞典だ。SD法のために対になる形容詞を調べる際も重宝する。


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◆調査データの分析◆

『調査データの分析の基礎―JGSSデータとオンライン集計の活用』

【著】岩井 紀子, 保田 時男

【出】有斐閣 (2007/03)

日本人の一般的な行動や意識を調べるため、大阪商業大学比較地域研究所と東京大学社会科学研究所が共同で行っているJGSSプロジェクトのデータを活用し、社会調査データの分析法を解説しています。学生であればSSJデータアーカイブにアクセスして、データを入手することも可能です。

社会調査士資格認定機構が定めている標準カリキュラム「C 基本的な資料とデータの分析に関する科目」「D 社会調査に必要な統計学に関する科目」「E 量的データ解析の方法に関する科目」に対応しています。


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『人文・社会科学のためのカテゴリカル・データ解析入門 』

【著】太郎丸 博
【出】ナカニシヤ出版 (2005/07)

名義尺度や順序尺度を中心としたカテゴリカル・データについて、具体的なデータ分析テクニックを学ぶことができます。社会調査、教育調査、マーケティング・リサーチに携わっている方にとって必読書とも言える内容です。

「第1章 度数分布表とクロス集計表の作成」、「第2章 クロス表と独立性の検定」、「第3章 確率変数と確率分布」、「第4章 続・クロス表の分析」、「第5章 相関係数」、「第6章 多重クロス表の分析」、「第7章 3つ以上の変数の因果関係」、「第8章 回帰分析」、「第9章 対数線形モデル」、「第10章 対数線形モデルの発展と応用」、「第11章 ロジスティック回帰分析」からなります。

社会調査士資格認定に必要な授業科目のうち、「D.社会調査に必要な統計学に関する科目」と「E.量的データ解析の方法に関する科目」に対応しています。


『マンガでわかるナースの統計学
-データの見方から説得力ある発表資料の作成まで- 』

【著】田口 浩志, 小島 隆矢
【画】こやまけいこ 【制作】ビーコム
【出】オーム社 (2006/5)

アマゾンのカスタマー・レビューを読んでも分かるように、看護師の方だけでなく他の分野の方からも広く支持されている一冊です。
アンケートの作り方に始まり、分析の仕方、発表のコツまでと前後のストーリーの繋がりもよく、読み進めるうちに「使える統計学」を身に付けることができます。


現場の統計学シリーズ
『このとおりやればすぐできる ナースのためのデータ処理』

【著】坪井 博之
【出】技術評論社(2011/01)

現在、経営総合診断士として、医療関係、看護関係を中心にコンサルタントをされている坪井博之氏による著書です。アンケートの作り方から、エクセルによるデータの入力と集計、エクセル統計を利用したデータの分析までを解説しています。
「数字が苦手」、「エクセルや統計ソフトの操作が分からない」、「統計学の知識がない」といった方が対象です。例題を解きながら身につけていくスタイルで、例題のデータは出版社のサイトからダウンロードできます。
本の中で使用されているソフトのバージョンはExcel2007とエクセル統計2006です。どちらも現在は新しいバージョンが出ています。


『アンケート調査入門−失敗しない顧客情報の読み方・まとめ方』

【編著】朝野熙彦
【出】東京図書(2011/10)

入門となっていますが、調査を失敗してしまった、あるいは、失敗しているのに気付いていない実務担当者向けの本と言えます。「第3章 標本調査の前提と限界」は必読です。ところどころのコラムも秀逸ですね。次のコラムの一節は当社のスタッフ教育に使わせていただきます。

「本書の3.3節では推定と検定に関する原理的な説明がなされているが、推定や検定さえすれば科学的に厳密な明言ができるというのは、ただの誤解に過ぎないと結論づけられている。本節で述べた統計的な解釈は理論的に厳密ではないにせよ、集計結果に差があるか否かについて実務的な目安としては役立つものである。」(コラム「サンプルマジック」より)


シリーズ確率と情報の科学
『調査観察データの統計科学―因果推論・選択バイアス・データ融合』

【著】星野 崇宏
【出】岩波書店(2009/07)

統計の入門書に書かれている検定や推定の方法は、無作為化実験や、無作為抽出による調査から得られたデータを対象にしたものです。現実のデータは、抽出の偏り(選択バイアス)があったり、情報の欠落を抱えていたりするものが殆どです。この本では、こういった欠測データという問題構造を持つデータからの因果推論やバイアスの調整の方法。さらに、複数の情報源から得られたデータを融合させて推論を行う方法。これらを具体例をもとに解説しています。

「序論」、「欠測データと因果推論」、「セミパラメトリック解析」、「共変量選択と無視できない欠測」、「選択バイアスとその除去」、「有為抽出による調査データの補正」、「データ融合」の7章からなります。


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◆標本調査についての理論◆

『概説 標本調査法 』(統計ライブラリー)

【著】土屋 隆弘
【出】朝倉書店(2009/08)

標本調査における様々な抽出方法と、抽出方法に対応した母集団の推定方法についてまとめて解説している標本調査法の専門書。
解説されている抽出方法は、単純無作為抽出法や系統抽出法から、確率比例抽出法、層化抽出法、二層抽出法、集落抽出法、多段抽出法の7種。
推定法については、基礎的な方法としてHT推定量とHH推定量。補助情報を利用する方法として比推定量、回帰推定量が取り上げられている。


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◆心理尺度集◆

『心理測定尺度集(1) 人間の内面を探る<自己・個人内過程>』

【監】堀 洋道
【編】山本真理子
【出】サイエンス社(2001/06)

前述の『心理尺度ファイル』で紹介されていた「自己」「個人内」に関する尺度に、1990年以降の研究成果を加え、48の心理尺度を紹介している。
尺度は「自己」「自我同一性」「一般的性格」「ジェンダー・性役割」「認知判断傾向」「感情・気分」「自己開示・自己呈示」の7領域に分かれている。巻末に「心理尺度の使い方」について解説がある。


『心理測定尺度集(2) 人間と社会のつながりをとらえる<対人関係・価値観>』

【監】堀 洋道
【編】吉田富二雄
【出】サイエンス社(2001/06)

前述の『心理尺度ファイル』で紹介されていた「対人関係」「ライフスタイル・生活習慣」に関する尺度に、1990年以降の研究成果を加え、56の心理尺度を紹介している。
尺度は「他者の認知・他者への好意」「動機づけ・欲求」「対人態度」「対人関係」「対人行動」「集団・リーダーシップ」「産業・職業ストレス」「進路選択」「価値観・社会的態度」「ライフスタイル」の10領域に分かれている。巻末に心理尺度の「信頼性と妥当性」について解説がある。


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『心理測定尺度集(3) 心の健康をはかる<適応・臨床>』

【監】堀 洋道
【編】松井 豊
【出】サイエンス社(2001/08)

前述の『心理尺度ファイル』で紹介されていた「適応」に関する尺度に、1990年以降の研究成果を加え、55の心理尺度を紹介している。
尺度は「ストレス」「適応とライフイベント」「抑うつと不安」「人格障害と問題行動」「看護と心理」「学校・教育・学習」の6領域に分かれている。巻末に「心理尺度の作成方法」について解説がある。


『心理測定尺度集(4) 子供の発達を支える<対人関係・適応>』

【監】堀 洋道
【編】櫻井 茂男、松井 豊
【出】サイエンス社(2007/04)

心理測定尺度集の最新巻。おもに、高校生以下の子供の心理を測定するための47尺度を紹介している。
尺度は「自己」「パーソナリティと感情」「動機づけと学習」「家族と友人」「対人関係」「無気力と不安」「ストレス」「適応」「障害のある子どもと特別支援教育」の9領域に分かれている。巻末で「子どものこころを測定するために」、留意する点を解説している。


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◆社会調査◆

『社会調査法入門』

【著】盛山 和夫
【出】有斐閣 (2004/09)

1955年から10年ごとに行われている「社会階層と社会移動全国調査」(SSM調査)の第5回の研究会代表を務められた盛山氏による社会調査法の入門書です。「T部 社会調査の方法を考える」、「U部 調査データから何が分かるか」の2部15章からなります。社会調査に接したことのない方にも分かり易く書かれています。
前半では、調査研究の企画から費用やスケジュールの見積もり、個々の質問の作り方に調査票の構成、実査の手順までを、後半では、調査データの基本的な統計分析の方法を解説しています。研究の理想と現実の壁の狭間でバランスを取りながら調査をどう進めていくか、示唆に富む本です。


社会と調査 (創刊号)
特集 厳しい状況下における社会調査

【編集・発行】社会調査士資格認定機構(現 社会調査協会)(2008/09)


『社会と調査 第2号』
特集 調査のフィールドとしての学校

【編集・発行】社会調査協会(2009/03)

『社会と調査』は、社会調査士の認定機関となっている一般社団法人 社会調査協会が年2回発行している機関誌です。創刊から日が浅く、今後どのような展開をしていくのか楽しみにしています。

さて、第2号では「調査のフィールドとしての学校」をテーマに、「学力問題に切り込む」、「調査フィールドとしての学校」、「親子調査における親欠票の原因」、「学校通しによる質問紙調査の可能性と限界」、「社会調査としての学力テスト」と5つの論文が掲載されています。



社会と調査 第3号
小特集1 世論調査の現場から/小特集2 質的調査研究の”質”を問い直す

【編集・発行】社会調査協会(2009/09)

社会と調査 第4号
特集 外国人をめぐる調査

【編集・発行】社会調査協会(2010/04)


『社会と調査 第5号』
特集 回収率を考える

【編集・発行】社会調査協会(2010/09)

第5号のメインテーマは回収率。日本の代表的な社会調査でも、近年、回収率は60%前後まで落ち込んでいます。このような状況に対し、2大学の研究者に、NHK、政府、新聞、それから「日本人の国民性調査」を長年続けている統計数理研究所の研究者をまじえて座談会を組み、「回収率の低下の実態と原因」、「拒否増加にいかに対応するか」を論議しています。


社会と調査〈第6号〉
特集 福祉と医療をめぐる現場学

【編集・発行】社会調査協会(2011/03)

社会と調査〈第7号〉
特集 国際比較調査の困難性と可能性

【編集・発行】社会調査協会(2011/09)

社会と調査〈第8号〉
特集 データ・アーカイブと二次分析の最前線

【編集・発行】社会調査協会(2012/03)

社会と調査〈第9号〉
特集 数量化理論の現在

【編集・発行】社会調査協会(2012/09)

社会と調査〈第10号〉
特集 ネットワーク調査の問題と展開可能性

【編集・発行】社会調査協会(2013/03)


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主催:社会情報サービス統計調査研究室

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