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エクセル統計2010 解析手法一覧

相関行列・偏相関行列

複数の変数を指定し、2変数間の組み合わせ全てについて単相関係数を求め相関行列を出力します。単相関係数は、2つの変数の共分散をこれらの標準偏差の積で割った値です(2変数間の相関関係参照)。相関係数は1から-1の間の値をとります。1に近いほど正の相関が強く、一方の値が大きいときには他方の値も大きくなることを意味します。逆に-1に近いほど負の相関が強く、一方の値が大きいときには他方の値が小さくなることを意味します。変数間の関連性が弱い場合には相関係数は0に近くなります。

また、オプションとして偏相関行列も出力できます。例えば3つの変数、住民数、電力消費量、自動車保有台数があったとします。このとき住民数と電力消費量、住民数と自動車保有台数の相関関係が強いと、電力消費量と自動車保有台数の間にも住民数という変数を介して相関関係が発生します。別の例では相関が低められることもあります。複数変数内の2変数の相関から他の変数の影響を除いたものが偏相関係数です。ただし、データによっては逆行列を計算できないために偏相関行列を計算できないこともあります。

他のオプションとして、無相関の検定や母相関係数の検定を行うことができます。無相関の検定とは「2変数間に相関がない」という仮説を検定するもので、有意判定された場合はこの仮説が棄却され、「2変数間には相関がある」ということを統計的に意味します。母相関係数の検定とは、任意の相関係数と差があるかどうか検定するものです。0から1の間の値を指定し、相関係数の絶対値と比較検定します。

データの上限

行数列数
60,000行 100列

出力内容

項目 説明
単相関 各変数間の相関係数の行列
無相関の検定※1 各相関係数について無相関の検定を行った結果として、上三角にP値、下三角に判定マークを出力します。
母相関係数の検定※2 各相関係数について比較値との有意差を検定を行った結果として、上三角にP値、下三角に判定マークを出力します。
偏相関※3 偏相関係数の行列
各変数組合せのサンプルサイズ

※1:ダイアログで「検定」を[無相関の検定]とした場合に出力します。

※2:ダイアログで「検定」を[母相関係数の検定]とした場合に出力します。

※3:ダイアログで[偏相関行列を出力]にチェックを入れた場合に出力します。

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