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目的変数に与える因子の影響を分析するとき、因子のほかに定量的な変数の影響も考慮する場合に用いる手法です。このとき、目的変数に影響を与える定量的な変数のことを「共変量」といいます。データ例の場合、ある工業薬品の収量に影響を与える因子として、「溶媒の量」、「反応温度」、「反応圧力」があり、「原料の特性値」は共変量となります。
各因子について共変量の影響を調整した多重比較を行うことが可能です。フィッシャーのLSD、シェッフェ(Sheffe)、ボンフェローニ(Bonferroni)、チューキー(Tukey)、ダネット(Dunnet)、ウィリアムズ(Williams)の6手法を利用できます。
分散分析で特定の2因子の交互作用が有意であった場合の下位検定として単純主効果の検定を行うことができます。単純主効果とは、ある2因子について、一方の因子の各水準における他方の因子の主効果のことです。さらに単純主効果の多重比較を行うことも可能で、フィッシャーのLSD、シェッフェ(Sheffe)、ボンフェローニ(Bonferroni)、チューキー(Tukey)の4手法を利用できます。
ある因子の水準間で共変量の回帰係数が共通であるかどうかを調べる場合、その因子と共変量との交互作用をモデルに含めて分析を行い、分散分析表でその交互作用のF検定の結果を参照してください。
共変量がモデルに複数含まれる場合、共変量全体として目的変数に寄与しているかどうかを検定し、「回帰の有意性の検定」として出力します。帰無仮説は「共変量は目的変数に寄与していない(回帰係数θ=0)」です。共変量それぞれについての有意性は、分散分析表で各共変量の主効果のF検定の結果を参照してください。共変量が1つの場合、「回帰の有意性の検定」の結果と分散分析表における共変量の主効果のF検定の結果は一致します。
太枠で囲まれたセル範囲をダイアログに設定します。

| 共変量 | 固定因子 | 固定因子の水準(Lk) | 水準の組合せ | データサイズ |
|---|---|---|---|---|
| 10変数 | 7因子 | 250水準 | Π(Lk+1)≦5,000 | nΠ(Lk+1)≦1,600万 |
※ nはデータ総数、Πは積記号です。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 基本統計量 | 各水準のサンプルサイズ、平均値、標準偏差(SD)、平均値-標準偏差(SD)、平均値+標準偏差(SD)、標準誤差(SE)、平均値-標準誤差(SE)、平均値+標準誤差(SE)。 |
| 各水準の平均値グラフ | 各水準ごとに平均値+標準偏差(SD)、平均値+標準誤差(SE)、平均値、平均値-標準誤差(SE)、平均値-標準偏差(SD)を高位線で結んだグラフ。高位線の間で重なりが少ないほど水準間に差があることを示します。 |
| 等分散性の検定 | ルビーン検定。帰無仮説は「標本間因子の全ての水準で母分散は等しい」です。 |
| 回帰の有意性の検定 | 共変量全体としての目的変数への寄与の有無を検定した結果。帰無仮説は「共変量は目的変数に寄与していない」です。 |
| 分散分析表 | 「モデル」タブにおいて指定したモデルの偏差平方和、およびF検定の結果 |
| 最小二乗平均 LSMEAN | 各主効果および交互作用の各水準の平均値、標準誤差、95%信頼区間を出力。データの繰り返しに不揃いがある場合にそれを調整した標準誤差と95%信頼区間が出力されます。多重比較または単純主効果の検定出力時のみ。 |
| 多重比較 | 指定した因子の水準間の平均値差について指定した手法により多重比較を行った結果 |
| 単純主効果の検定 | 2因子の組み合わせによる各水準の平均値表とその折れ線グラフ、単純主効果の検定の結果。「単純主効果の多重比較」で手法にチェックを入れた場合はその結果も出力。 |
上記の各出力内容は、指定されたモデルによっては出力できない場合があ ります。こちらの表は本製品の対応状況となります。
| 項目 | 対応 |
|---|---|
| 基本統計量 | すべてのモデルで出力します。 |
| 各水準の平均値グラフ | すべてのモデルで出力します。 |
| 等分散性の検定 | すべての水準組み合わせでデータの繰り返しがない場合は出力できません。 |
| 回帰の有意性の検定 | すべてのモデルで出力します。 |
| 分散分析表 | すべてのモデルで出力します。 |
| 多重比較 | データのない水準組み合わせがある場合は出力できません。 |
| 最小二乗平均 LSMEAN | データのない水準組み合わせがある場合は出力できません。 |
| 単純主効果の検定 | データのない水準組み合わせがある場合は出力できません。 |
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分散分析表 多重比較 最小二乗平均 LSMEAN 単純主効果の検定 |
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