2010年8月26日新バージョンエクセル統計2010が発売になりました。「エクセル統計2008」の販売は終了いたしました。サポートについてはこちらをご覧ください。
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二元配置分散分析の一種ですが、同一標本で反復してデータを測定する場合に使用します。全体の変動は、標本間因子、標本因子、標本内因子、標本間因子と標本内因子との交互作用、誤差に分解されます。標本による変動のうち、標本群の違いによる変動を標本間因子、個々の標本の特性による変動を標本因子と言います。標本間因子はクロス表の行要素にあたる因子です。また、同一標本での反復測定による変動を標本内因子と言い、これはクロス表の列要素にあたります。
データ例のように薬剤の効果を調べる場合、2種類の薬剤の違い(標本間因子)と投与期間による違い(標本内因子)の2つを同時に検証しますが、個体間の効き目の差のバラツキを除去して分析できるのがこの手法の特徴です。
標本間因子について多重比較を行うことが可能です。フィッシャーのLSD、シェッフェ(Sheffe)、ボンフェローニ(Bonferroni)、チューキー(Tukey)、ダネット(Dunnet)、ウィリアムズ(Williams)の6手法を利用できます。
分散分析で標本間因子と標本内因子の交互作用が有意であった場合の下位検定として単純主効果の検定を行うことができます。単純主効果とは、ある2因子について、一方の因子の各水準における他方の因子の主効果のことです。さらに単純主効果の多重比較を行うことも可能で、フィッシャーのLSD、シェッフェ(Sheffe)、ボンフェローニ(Bonferroni)、チューキー(Tukey)の4手法を利用できます。
太枠で囲まれたセル範囲をダイアログに設定します。

データが表形式ではなく、標本間因子、標本内因子、標本因子の水準情報および観測データがそれぞれ1列に整理されている場合は、多元配置分散分析(対応有)を使用してください。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 基本統計量 | 各水準のサンプルサイズ、合計、平均値、標準偏差(SD)、平均値-標準偏差(SD)、平均値+標準偏差(SD)、標準誤差(SE)、平均値-標準誤差(SE)、平均値+標準誤差(SE)。 |
| 各水準の平均値グラフ | 各水準ごとに平均値+標準偏差(SD)、平均値+標準誤差(SE)、平均値、平均値-標準誤差(SE)、平均値-標準偏差(SD)を高位線で結んだグラフ。高位線の間で重なりが少ないほど水準間に差があることを示します。 |
| 等分散性の検定 | 標本内因子の各水準内で標本間因子についてバートレット検定とルビーン検定を行った結果。帰無仮説は「標本間因子の全ての水準で母分散は等しい」です。 |
| 分散分析表 | 指定したモデルの偏差平方和、およびF検定の結果。標本内因子についての分散分析表と標本間因子についての分散分析表を出力。 |
| 多重比較※1 | 指定した標本間因子の水準間の平均値差について多重比較検定を行った結果 |
| 最小二乗平均 LSMEAN※2 | 各主効果および交互作用の各水準の平均値、標準誤差、95%信頼区間を出力。データの繰り返しに不揃いがある場合にそれを調整した標準誤差と95%信頼区間が出力されます。 |
| 単純主効果の検定※2 | 2因子の組み合わせによる各水準の平均値表とその折れ線グラフ、単純主効果の検定の結果。「単純主効果の多重比較」で手法にチェックを入れた場合はその結果も出力。 |
※1 多重比較設定時
※2 単純主効果の検定設定時